本日水産基盤施設の点検における新技術活用指針(R4年3月改訂)を検討しました

最近ちょくちょく点検調査でお世話になっているのが水産基盤施設調査です。

先般、とある調査の「特記仕様書」に新技術活用として無人航空機と水中ドロン活用について記載がありました。そこで、この際水産庁の方針について探りを入れようと思い「水産基盤施設の点検における新技術活用指針(R4年3月改訂)」[1]を検討してみました。

結論から言うと、くだんの指針が述べている「新技術」のうち、無人航空機活用、水中ドロン活用、垂下式カメラ活用については、自分のところでは導入済みであり、すでに実績も上がっています。

そこで全体の流れを見てみようと、ペラペラと活用指針の本文を当たってみました。
すると、この中で定期点検の項目では「参考事例」として、また臨時点検の中では緊急時対応という事で「点群」という言葉を何度も拝見しました。これを見て、たぶん水産庁さんの本音は「自庁管轄の点検調査について3Dモデルの活用をしたい」と強く思っていらっしゃるのではないかなと、読みながら感じた次第です。

建築や土木ではBIMCIM活用の方向へ舵を切っているわけで、水産庁もその方向へ行くのは当然と言えば当然だと思いました。

港湾、海岸保全施設、水産基盤施設、、自分が関与している各分野ともに意外と早く3Dモデル化が進むのではないかなと思いました。

参考
[1]水産基盤施設の点検における 新技術活用指針 令和4年3月改訂 水産庁漁港漁場整備部整備課
https://www.jfa.maff.go.jp/j/gyoko_gyozyo/g_gideline/attach/pdf/index-82.pdf

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