マルチバース宇宙論の書籍を読んでいますが、まるで意味がわかりませんw

最近、次の学期に履修する物理数学の予習をまったくしないで、脇道にそれています。今は宇宙論の書籍に夢中になっています。今日はその話題を少々したいと思います。

自分はこの間、『なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論』[1](野村2022年)というブルーバックスの書籍を読んでいました。しかしこの本は全く理解できませんでしたw

たぶんこの本の話題としては、だいたい以下のようなものだったのではないかと思います。

自分たちが住んでいる宇宙は人類が存在できるように巧妙なバランスの上に成り立っている。それって不思議だよね。実は宇宙はたくさんあって、その中でバランスが良いところに人間がいるんじゃね?と言った話のようでした。超玄理論の話や、余剰次元の話から量子論の話に及びまして、結局は宇宙が無数に次々と出てくる話になり、マルチバース理論の話になっていきます。

これだけ聞いても、何を言っているのかわからないでしょう。私もわかりませんでしたw

そこで、同じ著者の『マルチバース宇宙論入門 私たちはなぜ<この宇宙>にいるのか』[2](野村2020年)というのを買って読んでみました。

この本を読んでみて驚いたことは、この本は、先にあげた『なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論』の底本になっているみたいで、結果として同じ話を2回読む羽目になったことです。

しかし、最初の『なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論』では良くわからなかった話も、2回目になると、少しは著者の理論展開の流れを読めるようになったため、読むのが少しは楽になりました。

ただし相変わらずよくわからない話を必死になって追いかけている状態です。

こういうのは、やはり手順を踏んで、相対論や量子論をきちっとやってから取り組むべき話題だなと痛感しています。何事も順番が大事だという事を再確認させられた一幕でした。

参考
[1]なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論、野村泰紀、2022年5月1日、講談社ブルーバックス


[2]マルチバース宇宙論入門 私たちはなぜ<この宇宙>にいるのか、2020年11月1日、講談社(星海社E-EHINSHO)2017年7月初版

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